アニメ化の告知を見てからずーーーーっとフワフワした気分で、公式Twitterができても豪華作家陣によるカウントダウンがされててもどこかまだ信じられなくて、タブレットPCの画面の中で動く二人を見て「あぁ、アニメ化したんだな」と知った。今、アニメ化したという事実を脳で理解しました。
↑安達の声は想像より大人びていて、しまむらの声は想像より朗らかだった。
入間人間先生が創り出した『安達としまむら』の世界をビジュアルにするとき、そこには様々な形の安達としまむらがいる。まに先生と柚原もけ先生のコミカライズ、そしてのん先生。
今回のアニメはそのどれとも違う新しい安達としまむらが描かれている。ふにっとした唇を持つ二人は新鮮味があって、「初めまして」という気持ちで見ていたのだけど、ふとした瞬間に見覚えのある表情を見つけ、やっぱりのん先生の作り出した安達としまむらの存在は未だに私の中で大きいのだなとしみじみ思った。
↑この横顔、私は知っています。
↑「あだ名はひらがなでしまむら」
「島村」と「しまむら」どちらも同じ発音だけれども、彼女からそれを教えてもらった人だけが彼女の名をあだ名として呼ぶことができる。なるほど。アニメでしまむらの名を声で聞いて初めて気がついた。
ゆるい日常アニメのポーズをとりつつも、二人の間にはどこか緊張感があって、何かが始まる前の静けさなのかそれとも既に何かが始まっているのか。そんな原作の雰囲気が映像と音楽で存分に再現されている。そう、空気がとにかく素晴らしい。
Twitterで「原作未読だけど、日常系百合アニメなのかな?」「ゆるくていい感じ!視聴決定」みたいなツイートを探してはニヤニヤしています。気持ち悪いですね。