先日紹介した、凄まじく重いギャルが大暴れしている『オギャなる』。
作者のsugar.先生の個展にて、漫画アシスタント体験なる素晴らしいイベントが開催されていたので行ってきた。
今回のイベントは完全予約制。
会場であるsugar.先生の個展に着くと、今回の時間帯の参加者は私も含めて4人だった。
ガイド役はsugar.先生ご本人。スクラップのイベントかと思うほど進行のテンポが良く、すごい。
各々の自己紹介が終わった頃、sugar.先生に担当から一本の電話が入る。
どうやら新刊(オギャなる4巻)に急遽追加で4ページが必要になったらしい。さらに、ページが埋まらない限り新刊を出すことができないと判明。
急にそんなことを言われたって……そんな都合の良い人手がいるわけ……。
人手ならいるぜ!!!ここに4人!!!!!
というわけで我々4名がアシスタントとして追加ページの仕上げをしていく。
(進行が謎解きイベントのようなストーリー仕立てで楽しい)
ちなみに私は漫画やイラストは全くの素人です。
行った作業は写植(セリフを入れる)、色塗り(キャラの髪や瞳を塗る)、ペン入れなど。
↑吹き出しに線を入れる私。形がシンプルな分、まっすぐな線が引けないと目立つ。ただ線を引くことが思ったよりも難しい。
↑作業道具はiPadとApple Pencil
これが……あの……クリスタ。たまにTLにライフハックが流れてくるけど一生自分には関係ないと思っていた、あのクリスタ……!
びっちりと埋まったアイコンやボタン。何に使うのか全くわからないがそれが逆にテンションをあげる。
「なんかよくわかんねーぜ!」という興奮がある。
最後に瞳を仕上げて原稿のできあがり。
瞳を入れた瞬間、完成とはまた違った、キャラクターに魂が宿った感覚があった。画竜点睛ってこういうことだったのか……。
↑私が完成させた原稿。
「たのしかった!」の吹き出し上部の繋ぎ目から伝わる手作り感。
何か特別なものを作った時のじんわりとした嬉しさ。嬉しいね。
今回はいわば仕上げの作業を体験させてもらったが、0から下書きまでの産みの作業が一番大変なんだろうなきっと。
というわけでsugar.先生の個展で初めてアシスタント体験をした話でした。
1時間とは思えないほどに新鮮で、ワクワクした時間。作家ご本人と一緒に漫画の作業をさせてもらえるってそんな面白イベント存在していいわけ?
おまけ
サインをいただきました。なぎあいを一緒に描いていただきました。嬉しい。
例のシーンのサイン付きポスターを買いました。嬉しい。