やいやい!突然ですが至高のおねロリ『気をつけなよ、お姉さん』をオススメさせてください

やいやい!突然ですが至高のおねロリ『気をつけなよ、お姉さん』をオススメさせてください

塩気の強い百合が好きだ。おねロリも好きだ。おねロリ自体が塩気の強い百合なんだからそりゃそうだ。

ではおねロリの中でも塩気の強いものはあるのか?そんな問いに私はこの漫画を差し出すことで回答としたい。

 

新装版 気をつけなよ、お姉さん。: 1【イラスト特典付】 (REXコミックス)

サスケ先生の『気をつけなよ、お姉さん。』。最近完結した。

 

 

出典:気をつけなよ、お姉さん。3巻

このビジュアルを見た時は流石にシビれた。つえ〜酒をショットでキュッとやった時のような、脳を突き抜けるインパクト。極端な体格差の百合は数あれど、それをおねとロリで逆転させてやっていいんだ!?と言う驚き。身長差を肴に酒が飲めるぞ。しかも、この漫画はただの体格差がすごいおねロリでは収まらない。

 

左は小学生のまいちゃん。右はOLの多恵。まいちゃんのイケメンムーブを受け続けるうちに、多恵は彼女に恋愛感情を抱くようになってしまう。

まだ小学生のまいちゃんは、お気に入りと恋の区別がついていない。多恵はついている。

故に、多恵は自分の恋愛感情を忍びつつ、大型犬のようにアプローチを繰り出しまくる、まいちゃんを受け止め続けないといけない。

認識と立場の差が生み出すアンバランス。簡単に恋愛へ突入できないスリリングさ。これこそおねロリの醍醐味だ。

 

 

二人の関係性を示す、印象的なエピソードがある。

多恵が風邪で寝込んだ時の話だ。まいちゃん達がお見舞いに来た。多恵としては涙が出るくらい嬉しい。しかし、彼女は大人として弱った姿を見せまいと、平然を装いまいちゃんたちを帰した。

出典:気をつけなよ、お姉さん。3巻

その後、体力の限界を迎えた多恵はその場で倒れてしまうのだが、そこでまいちゃんが颯爽と現れ彼女を支える。まいちゃんだけは多恵の無理を見抜き、一人引き返していたのだ。おねの優しさの一歩先をいく、ロリの気遣い。おねロリに、ロリがおねを支える時代が来ている。

 

 

商業おねロリの歴史を追うと、今に近づくにつれておねロリからロリおねへと緩やかにシフトしていることがわかっている。

2つの国境線はあいまいだから、作品に「これはおねロリだ!」「これはロリおねだ!」と言い切ることは難しいのだけど、『気をつけなよ、お姉さん』は商業おねロリに明確なロリおねを持ち込んだ作品だと言えるだろう。

おねロリの歴史を示す偉大なマイルストーン、一度読んでみてください。

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