冷えた心におねロリを流し込みたい。そんな夜には『魔女ノ結婚』を読むといい。
『魔女ノ結婚』は天才的な設定でクール魔女と純真ロリのイチャイチャを実現させたファンタジーおねロリだ。これを読めばどんなに辛いことがあろうと(例えば支払いを忘れていた振り込み用紙を発掘した)、どんなストレスがあろうと(例えば他人のミスがいつの間にか自分の責任みたいになっていた)瞬時に溶ける。
studio HEADLINEの『魔女ノ結婚』現在1巻が発売中
魔女ノ結婚は、魔女たちが暮らすファンタジーな世界を描いた作品。
この世界では魔女同士が親密になると魔力が高まるため、メリッサとその弟子ターニャは仲良く同棲し、毎日研鑽に励んでいるというわけだ。
しかし、メリッサにはある野望がある。
それは魔女にとって至高の目的である”真実の扉”を開くこと。そのために必要な膨大な量の魔力を稼ぐためにターニャを利用しているのだ。
そのためなら結婚とかいう仲良しごっこもこなしてみせるし、威厳のあるクールな師匠だって演じてみせよう。そう、全ては「真実の扉」のために。目的のために使えるものは使わせてもらおう。弟子だってただの手段の一つにすぎない。はずだったが・・・。
太陽のように朗らかな弟子の前では見せかけの威厳など無意味。頑張って作った冷たい表情も彼女の可愛さによって即崩れ去るのだった。
↑可愛すぎる弟子とのイチャイチャにたじたじな師匠。
この作品、すごいのが「じゃあどうやってイチャイチャさせるか」という設定である。
メリッサはプライドが高いのだ。ターニャから何か言い出しても恐らく彼女は聞かないし、彼女からイチャイチャを切り出すのはもっと無理があるだろう。
しかし、この世界には魔道書という便利なアイテムがある。
聞けばこの魔導書、魔力をアップさせるための特訓法が記されており、そこに書いてあることは「魔力をアップさせるためだからがんばろう」ということで二人で仲良く励むのだ。例えそこにどんなことが書いてあっても。天才的な設定だと思った。
↑髪を梳き合えと書いてあるのならばしょうがない。魔導書にはこういうことばかりが書いてあるので最高。
↑魔導書に書いてあることは絶対。この後魔女様は愛弟子のテクニックで無事撃沈することになる。
現実世界のおねロリのイチャイチャには理由が必要となる。世の中のおねは社会を納得させられる理由が見つからないがために、一人苦しむ。
しかし、イチャイチャせよと魔道書に書いてあったらどうだろう?魔力をアップするためなのだからやらない理由がないはずだ。
おねロリの壁をぶち壊す天才的な発想。面白いです。