おねロリは強い 強いから三冊目だって出る【パルフェ3 おねロリアンソロジー】

おねロリは強い 強いから三冊目だって出る【パルフェ3 おねロリアンソロジー】

 

パルフェ3 おねロリ百合アンソロジー (百合姫コミックス)

もはや言わずと知れたおねロリアンソロ『パルフェ3 おねロリアンソロジー』です。

パルフェもこれで何と3冊目。 ジャンルのアンソロとしては社会人百合に続く圧倒的な安定感を誇っています。 やはりおねロリは強い。

 

さて今年の百合漫画界ははアンソロの年なわけですが、せっかくならこの流れに乗ってこうなって欲しいことがあって。

他の出版社が思いつかないアイデアで勝負するのもいいけれど、これだけたくさんアンソロ出せるのなら同じテーマをぶつけて戦うというのもやって欲しい。 アンソロは特許とかそういうのではないから面白いテーマがあるのならそれをたくさん出していいに決まっている。

この前。百合姫とKADOKAWAと双葉社がほぼ同時期に社会人百合を出したけどあんな感じで同じテーマのアンソロの中でも違いを楽しめたらいいですよね。

という御託は置いといて要するに他の出版社もバシバシおねロリアンソロ出してほしいというのが本当に言いたかったことです。

 

君のオリジナルおねロリアンソロ待ってるぜ!!!!!

 

以下感想

鬼さんとごはん / 伊藤ハチ

友人に勧められ、食べるために人間牧場から少女を買ってきた鬼。 少女が寝てるうちに解体して調理しようとするが準備をしているうちに少女が目覚めてしまい・・・。

この人はパルフェ無印と2で人外おねロリを描いていて、人外アンソロでも人外おねロリを描いていたのでパルフェ3で人外おねロリが出てきたとしてももう何も驚かない。 そろそろ人外おねロリで一冊出せるくらいには作品が溜まっているはず。

 

少女を洗ってあげたり外で運動させてあげたりと美味しく食べるための下準備をしているつもりがいつのまにか立派なロリのお世話をしている鬼。
2ちゃんの有名コピペ『汚い仔猫を見つけたので虐待することにした』を思い出してしまった。

無理やりお世話するのではなく、これは下準備だと自分に言い聞かせながら少女のワガママに付き合ってあげているところがミソ。 この鬼絶対いいやつだと思うんですけど。

 

 

メリクリ(仮) / めの

今年はプレゼントはいらないと祈る小学生の佑。 その代わりにクリスマスには世良に会えますように・・・。 しかしその願いも虚しく、世良から来た連絡は仕事でクリスマスはいけないというものだった。

 

いや、めっちゃ良かったな・・・。

「大人って・・・ほーんと嘘つきだよな!」

「遠いだろ~」

ロリの純真で真っすぐすぎる感性が滅茶苦茶心をくすぐる。

納期がズレて仕事が入ってしまっても「仕方ないじゃん」で済ませられないところにおねロリのを感じられた。

社会人百合だったらしばらく未読にしといた後に「了解!」「頑張って!」のスタンプで終わってた。

子供にとっては会いたいという気持ちだけが全てで仕事とか納期とかそんなもの関係ないのだ。 大人はすぐよくわからないことで自分の気持ちに素直になろうとしないから良くない。

社会に出て擦れてしまった大人と純粋すぎるこどもの尊いスレ違いを描いた名作。

 

 

孤独な二人 / みやびあきの

人間からの迫害を逃れながらひっそりと暮らす吸血鬼メア。 人間の血を吸わないと生きられない彼女はとある少女の血を吸いに家に忍び込むがその少女はちょうど自殺しようとしていたところで・・・。

吸血鬼と少女の人外おねロリ。 今まで誰の役にも立つことができなかった少女は吸血鬼の隣で自分の生きる意味を見出す。

紛う事なきハッピーエンドだけど寿命長い系人外との百合はその後を考えてしまう。

少女は成長して大人になり、そして吸血鬼を置き去りにして老いていく。 加齢によって元少女に吸血される体力がなくなってきたことを感じ取ってだんだん血を吸う回数を減らす吸血鬼。 「最近はあまりお腹が空かないの」と言いながら明らかに無理をしている彼女を見て察する元少女。 吸血鬼はついに倒れてしまい・・・。 的な。

想像力の翼をバサバサできるいい人外おねロリ。

 

 

妹ゴコロと姉ゴコロ / 辻柚那

いつも鈍臭くて自分がいないと何にもできないと思っていた姉が実は外ではめちゃくちゃ有能だった。 姉の面倒を見るという絶対的な自分の居場所がなくなってしまい、妹は不安になってしまう。

おねロリだけでなく姉妹百合としてもメチャメチャ良くできていたな~。

一見妹が重そうに見えるけど、やれば出来るのにあえてやらず自分の手元に妹を留めておこうとする姉の方が圧倒的に重い

最高やな!

 

 

ハジメテのしたぎ / 久川はる

おねの隣に住む小学五年生の女の子、ゆかり。 小さなころからおねが面倒をみており、とても彼女に懐いている。 ところがある日、ゆかりが泣きながら学校から帰ってきて・・・。

おねがロリの初めてのブラジャーを選んであげるお話。

ロリが成長し、大人の階段を上っていく隣にはいつでもおねがいて欲しいし、おねが成長していく隣にもロリがいて欲しいと思っている。

幼馴染ってそういう太い歴史を築けるという強みがあるな。

 

 

日向を過ぎても / 山田あこ

フラワーアレンジメントに通う女の子の澄緒は先生の小百合が大好き。 小百合もストレートすぎるほどに想いに伝えてくれる澄緒のことが大好きなのだった。

 

二人の歳が結構離れてくると、ロリの気持ちが真っすぐで純真であればあるほどおねはそれに答えられないという状況が発生する。 おねの作り出す優しい距離感というのは時にロリにとって辛いものとなる。 仲良しの二人の雰囲気には優しさと少しの切なさがある。

 

あとおねにもロリとしておねを好きだったという過去があり、おねロリの輪廻を感じることができてよかった。

ロリがおねとなり、ロリと出会うことで、そこに新たなおねロリが生まれるのだ。 おねロリの意志は受け継がれていく。

 

 

 

はじめてのペディキュア / 七坂なな

神社の家庭で厳しく育てられたりりこは友達から綺麗な色のネイルをもらう。 しかし、りりこの母は塗ることを許してくれなかった。

そこで幼馴染である乃々花の足になら、ということでネイルを塗ってみるのだった。

ロリにリードされてドキドキを覚えるおね。 これは多分チョロいおねになる。

おねの足に一生懸命ネイルを塗るロリと意識の全てをパンツに持っていかれて葛藤するおね。 ベッドの上で行き来するいろんな感情が大変微笑ましい。

 

 

猫とひだまりと少女 / 嵩乃朔

昼寝をしている野良猫の元にいつもやって来るロリ。 実はこの野良猫、明治時代から生き続けていて人の姿にも化けることができる化け猫。 ちょっかいを出すロリを迷惑だと言いつつも何だかんだまんざらじゃなさそうな表情で自分の昔話を語り始めるのだった。

 

ネコがネコ。 失礼、言ってみたかっただけ。

人外おねロリのいいところとしておねが悩みがちな社会的な立場を気にしなくていいというものがある。 これが辛くて世の中のおねは血反吐を吐くほど苦しんでいるのだけど、読む側としてもこれがないとお手軽にハッピーエンドを摂取できてこれはこれで良い。

 

 

今日はあなたの雪の果て / さかさな

ベッドでロリと抱き合うおね。 児童買春をやるやつはクズとわかっていながら、ロリの体についている傷に気づいていながら、おねはロリを抱いた。

 

「私は少女が好き この子はお金が欲しい」

「だからいいじゃない」

「一度くらい許してよ」

清々しいほどのクズなおね。

お金がない癖にロリを買って、事が終われば隣でソシャゲ。

ロリの状況を何となくわかりながらそれを知らんぷり。 そしてそんな自分はクズだと理解して開き直っているところもクズさを増している。

 

この作品はパルフェに載っているほかの作品とは毛色が違う。 これまでいろんなおねロリがギャグで誤魔化してきた部分を包み隠さず描いてしまった。 思わず目を逸らしたくなってしまったのは自分がおねロリが好きだからこそだろう。 しかしだからこそ突き刺さる

設定も着地点も今まで自分が見てきたおねロリとは一線を画していたが、こうやっておねロリの振れ幅の大きさを見せてきたのがパルフェでよかったと思う。

 

最後にパルフェの裏帯の言葉を引用して締めくくりたいと思う。

「どんな形のおねロリも至高!!」

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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