ふぅ~~~~~~~~~(クソデカ溜息)
ついに到達してしまった。
あらた伊里先生の新作百合が読める世界線に。
とどのつまりの有頂天 1巻発売です!!!!!!!いえ~~い!!!
しかもリシチの番外編まで読めるってこれで650円てマジ? 桁二つくらい違くない???
以下感想
・だいたいのあらすじ
有頂天高校の横にポツリと位置する有頂天神社。 有頂天高校の生徒である山田美古都は放課後になるとこの小さな神社でゆったりとした時間を過ごしていた。
何故なら彼女にはクラスに友達がいないから。
しかし、美古都にも唯一友達と呼べる存在がいた。
彼女の名は猫崎蓮。 巫女部という新しい部活を作り、美古都がこうして放課後に落ち着いて活動できるよう取り計らった生徒会役員だ。
彼女もまた美古都の元を訪れゆったりとおしゃべりすることを楽しみとしていた。
だが彼女たちの平穏は長くは続かなかった。
部員が少なく、部活として認められないマイナー部活の生徒たちが部室を求めて神社に乗り込んできたのだ。
昭和歌謡レコード部の辺銀律、獅子丸愛莉。 ひきこも部、兎田夜空。 TOKYOファッション部、熊倉タクヤ(女の子だよ)。
部活として認められる条件部員4名+部室を満たすため(巫女部の場合は猫崎の力で何とかしていた)、巫女部はこれらの部活と統合し有頂天部という新たな部活が誕生してしまう。
こうして二人の秘密の逢瀬は終わりを告げ、有頂天部のやつらによる騒がしい日常が幕を開けていくのだった・・・。
誰も来ない神社に二人きり。 汗で額に張り付く髪、障子から差し込む夏の日差し。 あまりにも美しすぎる少女達のワンシーンに思わず息を飲む。
聞こえるはずのない蝉の音が全てシャットアウトされて聞こえなくなりそう(伝わってくれ〜)
そうか、今回はこういうエモい路線かぁ。 リシチとは違って田舎で静かに愛を育んでく話なんだなと思った矢先の
これで大爆笑したwww
ハイテンション百合 came back!!!!!
まともにイチャイチャさせるわけねーだろ!!!!
懐かしい・・・この大家族みたいなワチャワチャ。 まるで実家に帰ってきたような安心感。 またあらた伊里先生の百合が読めるなんて。
相変わらずの冴え渡るギャグセンスと転がるようなテンポが最高。 何度でも言うけど漫画のギャグはテンポが命だと思ってるから、畳みかけるようなキャラの掛け合いはめっちゃツボで気持ちいい。
あまりのハイテンションっぷりに全員ストロングゼロでも飲んでるのかな?と思ってしまうwww
お得意の百面相芸は今回も猛威を振るっている。 スライムで出来てるのかと思うほど女の子達の表情がグニャグニャwww 普通の表情をしている方が少ないんじゃ?と思ってしまう。
またあらた伊里先生があらゆるところで「百合です!」と公言している通り、主人公の美古都と蓮の関係性は初めから恋愛を意識したものとなっています。 夜空とタクヤに至っては既にカップルが成立しているという。 もーびっくりしちゃったよ。
最初からラブってやるぜ!!ガチ百合だ!!!!という気概を感じます。
リシチのあとがきで担当に「ガチ百合じゃないのでお願いしたい」と言われた話があったけどやっぱり最初から恋愛ものを書きたかったんでしょうかね?
怒涛のドンチャン騒ぎから急に口数が減りだしてお互いを意識し始めるこの緩急が心地よい。 まるでジェットコースターとメリーゴーランドが直に繋がっているみたい。
ギャグで緩み切った心に渾身の右ストレートをぶち込まれるのでめちゃめちゃ効く。 ちゃらんぽらんなふりしてやるときはしっかりやってくれるラブコメだ。
・美古都×蓮(順不同)
主人公カプははんなり方言女子とクール委員長タイプ女子。
「いけっ・・・!もっと押して! 言っちゃえ!! ・・・あぁ!!」っていうこの感じ。
お互い奥手なのでなかなか核心に迫れないもどかしさがたまらないよね。 神社の柱になって二人の微笑ましい様子を見守りたくなる。
しかし奥手かと思いきやストレート剛速球打ち込んできたりも。 駆け引きとかないこの純朴さが心にスッと染み渡る。
冷徹な蓮が美古都の前でへにゃへにゃになるギャップも打点高い!
この優しい二人の両片思いはこれからじっくり育っていって欲しい。
・辺銀×獅子丸(順不同)
うわ・・・めっちゃ殴り合ってる・・・。 めっちゃ険悪。
けど何だかんだここから仲良くやっていくんやろ?からの
普通に仲いいやないかーい!で笑ったw
めっちゃ自然体で放課後デートしてるじゃん。
仲が悪いというよりはお互いなんでも言えてしまう距離感だからすぐに喧嘩できてしまうんだろうね。 本当に仲悪かったら喧嘩なんてできないから。 トムとジェリー的な。
というかあらた伊里先生、気軽に女の子同士を殴らせ過ぎでは・・・?www バトル百合かな?
・兎田×タクヤ(順不同)
移動型引きこもり女子と病弱自分勝手女子。
「さらっと言ったけど学校ではしないってなんですかぁ~??」って冷やかしのクソリプ送ってやろうと思ってたけどまさか付き合ってるとは・・・!!
「たっくん胃だけは強いのよね~~~~」
確かに言われてみると兎田はちょいちょい彼女面してる気が・・・する。
そして兎田の引きこもり特有の(偏見)ベタベタの依存!!! そしてデロデロに甘やかすタクヤ!!! 他者が入る余地すらないぶっとい共依存、最高。
兎田もタクヤもお互いがいないとダメになるというのが伝わってきてよいね。
兎田はタクヤに依存してると自覚してると思うけど、実はタクヤの方が依存度高くてヤバそう。 心がバッキリ折れて人間生活できなくなりそう。
そんなの見たくない・・・(見たい(見たくない))
そしてなんと巻末には『総合タワーリシチ』の番外編が収録!!!
付録に別の漫画の番外編載ってるってすごくない? 見たことないんだけどwww
完全版の発売で相当根強い人気があったことがわかったんでしょうね。
自分の中でもリシチは未だに大きな漫画なので、こうやって何らかの形で供給があるというのは嬉しい限りです。
というわけで『とどのつまりの有頂天』でした!
またあらた伊里先生の百合が読めるなんて生きてて良かったな~~~~と思いました。
健康に気を使ってみるってのも案外悪くないですね。
とりあえず爆推ししたい漫画が増えて嬉しいセイジロウでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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