谷川ニコ先生の『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』12巻です。
思いっきりモテてんじゃねーか!!!!!!!!!
クラスのボッチからヤンキー、スクールカースト上位のリア充、挙句の果てには生徒会長まで篭絡してんじゃねーか!!!!
というわけでわたモテ始めました。 百合だから。 百合ハーレムだから。
元々漫画は修学旅行辺りまでは読んだことあってアニメも一応見てた程度には知ってました。
でも最近すげー百合だ百合だって言われてるので、またチラチラ読みだしたんですけどネモとあと辛うじてヤンキーくらいしか覚えてるキャラがいなくて。
それでも十分面白いんですけど、やっぱりキャラ知ってた方が絶対楽しめるよなと思って最近既刊を揃えだしたらクッッッッッッソハマってしまった。 沼に落ちた音が聞こえた。
以下感想
放課後にチョコを作るもこっちとゆり。
最近読み始めた自分にとってはもこっちが学校の屋上の扉の前で一人飯してたのが4日くらい前のことなので、こうやって放課後に一緒に行動してくれる友達ができたことがとても大きな変化として感じられます。 よかったねぇ・・・。
感情としてはおじいちゃんが孫に向けるそれに近い。
ゆりともこっちの絶妙な距離感いいですよね。
友達を無理して作ろうとしないタイプ同士のお互いに気を使わない距離。
女の子同士が近いのは百合だし、お互いに嫌い合うのももちろん百合だけど、近すぎず離れすぎずも百合だから(隙の無い包囲網)。
内~~~~~~~~~~~。
1行目のツンデレのテンプレみたいな台詞を2行目以降で矛盾させていくのは笑うw
余ったからあげる←わかる
靴箱に入れようとする←わかる
靴がまだあるので校舎中を探し回る←!?
最後の汚いと思ったら捨ててみたいなさりげない気づかいするところもほんと好き。
内~~~~~~~~~~~~~!!!!!!! ほんとに!!!!
「きもい・・・!!」って先にチョコ入れたのはそっちだろwww
キモいやつのチョコなんて食べられないと言いながらも捨てずに冷蔵庫に入れようとするところとかさ~~~。 そういうとこだよ~~。
ただもこっちから貰ったチョコがウンコ型だと判明した時に出たきもいは心の底から出た正しい意味でのきもいだと思う。
内が一番わかりやすくもこっちのこと好きな気がする。
きもい=嫌いである。 嫌い=好きである。 よって「きもい・・・!!」=好きである。
三段論法ですぐ証明できるし。 簡単簡単。
内の「きもい」を「好き」に変えるとどのシーンでもすごくしっくりくるんだよな~~。
多分自分でも思ってることとやってることがひっくり返ってることに気づいてないのが笑えるよねw
もうなんか内絡みのネタが一番ニヤニヤしてしまうw
ヤンキーにシメられるだけで女を堕としていく女、もこっち。
加勢するわけでも止めるわけでもないゆりの立ち位置に笑うw
ゆりは何しに来たんだこれ。 まさかほんとにただもこっちが締め上げられるところ見に来たのか?w
生徒会長の話といい、なんか最近いい話多くない!?wwww
初めて泣かせに来てる気が・・・。
まさか1年前のあの惨劇をここでこう使ってくるとは思わなかったよね。
というかこの件に限らず、初期~中期は読んでいてだいぶ心にクる。
笑えるところも多いんだけど辛いやつは辛い。
百合好きにはわたモテ是非勧めたいんだけど、そうなると最初の方の暗黒時代から読まないといけないわけで・・・。
明らかに人を選びそうなんですよね。 最初はそこまで百合って感じでもないし。
でもかと言って最新刊から勧めたいかと言われると・・・。
他のキャラのバックボーンは知ってた方が絶対いいし、もこっちの孤独の時代があったからこそ今が輝いているわけで。
1巻から読んで追いついた方が一億倍面白い。 自分がそうだから。
う~~ん難しい問題だ・・・。
内~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!
「・・・・・・うっちー?」
もう言い逃れはできないぞ。
余ったチョコを渡すのはわかるけど、もうこれはさすがにアウトでしょ。
内・・・・・・・・・。
他のヒロインたちが奇跡的な引力でもこっちと同じクラスに引き寄せられていく中、内だけが・・・。 わかるよその気持ち・・・。
でもまだヒロインレースが決着したわけじゃないから! これからこれから!
っていうか一人だけ違うクラスに飛ばされたのに次巻の予告でしれっとヒロインレース復帰してるの面白すぎでしょwwww
やはり内はダークホース・・・。 というかこんなモブ顔のリア充Eがヒロインレースに参加してくるとは誰か予想できただろうか。
そして代わりにもこっちと同じクラスになった新たなモブ顔、騎馬戦で上になった人!
最近微妙に出番があるのは新たなヒロインレース参加者になるということなのか!?
かつてここまでかっこよくて泣けるスベリシーンがあっただろうか。
見たかこの人間強度!!!! 常人とは鍛え方が違うんだよ!!!!
この漫画のことを何も知らずにここのシーンだけ見たら「うわぁ・・・」としか思えないけど、正直超かっこいいと思った。 もこっちが積み上げてきた生き方そのものを見た。
例え友達ができてぼっちというアイデンティティーを失ったとしても尚、色褪せることのない美しく気高い孤高の精神。 やわな馴れ合いはしない。
人間関係とか周りからの評価よりも自分らしさを大切にする。
そういうところに惹かれてみんな集まってくるんだよね。
連載で見たときはそこまで感動した覚えはなかったけど、もこっちのバックグラウンドを知るだけでこんなに変わるものなんだなぁ。
というわけで『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』12巻でした。
内の話しかしてない気がする。
いやもうクッッッッッッソ面白いよ。
クラスのリア充たちの描写からして人間観察力すごそうだなと思ってはいたけどまさか百合という形で発揮してくるとは思わなかったよねw そりゃ面白いよ。
次からは待望の遠足編ということでキャラあんまり知らない状態でも面白かったんだからウォーミングアップが終わった今の状態で見たら絶ッッッッ対面白いよそんなの。
あともこっちが心の支えになりつつある正ヒロインのゆうちゃんが今のもこっちのハーレム状態を見たらどう思うのかめっちゃ気になる。 絶対荒れる(確信)
秋まで待てる気がしないんだけどw
というかアマゾンの評価がすごいことになってて笑った。
11巻はレビュー数39で平均星4.7でこれでも十分すぎる程高評価だけど、この12巻はレビュー数290で平均星4.9とか異次元の高評価すぎて。
漫画でここまでレビューついてるの見たことないぞ・・・。
何で急にこんなにレビューが?と思ったけど、最近の展開で興味示して既刊揃えだしてこの巻に追いついてあまりの面白さに思わず感想書いてしまった自分と同じような人がたくさんいるのでしょうねw
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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