ほんとにふとなんですよ。 ふと、「あ、ガルパン見たいな」って一週間ほど前に思いまして。
借りてきました劇場版。
一応映画館では普通のを2回、4DXは1回見ました。
初めて見たときはあまりの興奮具合に、この昂ぶりを家に持ち帰って一人で消化するのは不可能だと判断し、カフェで三時間くらいガルパン関連のツイートを見たりして落ち着くまで時間を潰したのを覚えていますw
やっぱり何度見ても最高。
演出が素晴らしすぎて、最初の茶柱が立つシーンから最後の大洗女子学園の学園艦が見えるシーンまで飽きることなく夢中にさせてくれます。
息を吞むようなワンシーンが怒涛のように押し寄せる試合中はもちろんのこと、それぞれのチームが持つ学校や戦車道への思いが見られる廃校が決まってからの場面も好きですね。
面白さを保ったまま緩急が付いていて全くダレることがない。
正直最初は全然映画見るつもりなかったんだよね。
ガルパンはリアルタイムで追いかけてたけど、映画が公開されたときには結構ガルパンから離れていたので「あぁ・・・そうなんだ」程度にしか思いませんでした。
ガルパンねぇ・・・そういえば前すごいハマってたなぁ・・・って感じで放置してました。
しかし次々と飛び込むガルパン興行収入○○円突破!のネットニュース。
ガルパンってそんなに大人気なコンテンツだったか・・・?と不思議に思い、「暇だし一回見てるか」と重い腰を上げたのは公開三か月後でした。
三か月経ってるし見に行く人もそんなにいないと思い、土曜の昼過ぎに映画館に行きました。
甘かったですね。 その日の上映は全て売り切れていました。
次の日、念を込めて朝一で見に行くことにし、家を出る前に「席どこにしようかな」くらいのつもりで空き状況を確認したらなんとほぼ売り切れ。
ここでやっとガルパン人気の底知れなさを知る。
これは着く前に無くなってしまう、と初めてネットでチケットを予約しました。
まぁ・・・5回見たとか10回見たとかよく聞くけどさ。
そんな同じ映画何度も見てどうすんのと。 それならいろんな映画見た方がいいでしょ、と。
シアター出てすぐに次見に行く日程を考えてましたね。 あ、次の木曜夜なら行けるかもみたいな。
4DXも面白かったですね。
劇場に吹くそよ風、降り注ぐ雨、シートから伝わる戦車の振動! 戦車の弾がかすりそうになる度に耳元からポヒュン!と空気が出るんですけど、「あぶねー!今当たるとこだった!」感がマシマシされて良かったです。
ガルパン世界を体感できる最高のアトラクションでした。
・ここが熱い!名場面
エキシビションマッチでのプラウダ登場シーン。
プラウダの戦車たちがカチューシャのBGMと共に斜面を乗り越え進撃してきたときはもう声にならない声が出そうになりました。
プラウダの戦車たちって猟犬っぽくない?
「マジですの!?」
庶民系お嬢様という聖グロリアーナに新しい風を吹き込んだ新キャラローズヒップ。 いつ見ても彼女の登場しているクルセイダーはちょこまかしていてかわいい。
ローズヒップは聖グロの中だとちょっと浮いてそうだけど、その分ダージリンからは何かと面倒見てもらってそう。
試合中もダージリンがたまに制さないと勝手にどこか行っちゃう感じ犬みたいでいいよね~。
クルセイダー達のリーダーをやっているので意外と優秀なのかもしれない。
ここから先の場面は今まで見たアニメ史上一番熱かったで賞をあげたい。
みほの背後には右端の方にちょこんと大洗チームが並んでるだけなんだけど、対する愛里寿の背後には総勢100人以上のメンバーが端から端までズラっと並んでるのね。
ただでさえ相手は超精鋭揃いなのにここまで戦力差があるとは・・・。
ブツブツと必死に対抗策を練りながら整列するみほの姿も相まって非常に痛々しい。
毎回このシーンになるたびに「あぁ・・・こんなの絶対勝てないわ・・・負けた・・・。」って本気で思ってしまうw
そんな絶望の淵に立たされての「待った↓ーーーーー!!!!」
妹を思う姉はいつだって・・・強い!
全ガルパンファンが一度は妄想した夢!!
自分に絵の才能があれば絶対描いてたし、SSが書けたら絶対話作ってた。
これだけ我の強い隊長達がみほとの友情の元に一致団結し戦う(多分ミカを除く)。 超弩級の王道、それ故に熱い。
この場面の昂ぶりはいつも言葉にできなくなるのですが、今回ついに涙が出てきましたw
出た! 出た出た!西ダジだー(^o^)! 西ダジ爆誕のシーン。
他にも何か西ダジあるかなぁとこの後も意識して見てましたが、なんとほぼありませんでしたw
え?ここだけ?
だけど何だろうこのしっくりきすぎる感じ。
1シーンしか絡みがないのに、このシーンを見たとき「出た出たw いつもの西ダジ漫才!」って思ってしまうほどの馴染み具合は何なのでしょうねw
いかなる状況にも動じず常に優雅である、正に聖グロリアーナ女学院を体現したようなダージリン、を若干キレ気味にするほどの器の西殿。
きっとオレンジペコも西殿以上にダージリンの表情を引き出せる人はいないと思っているに違いない。
「カチューシャ様、お先にどうぞ。 ごきげんよう。」
プラウダ撤退シーン。 毎回絶対泣く。
BGMが流れ出しただけで涙腺がアップを始める。
謎カーボンで守られているので絶対死なないってわかってるんだけど、雰囲気に呑まれて泣いてしまう。
個人的劇場版MVPナオミ。 サンダース大付属高校の誇る名狙撃手。
登場シーンや台詞はそこまで多くないけども、映ったときには確実に仕事をこなす有能有能&有能。
多くを語らずに、結果を残していく姿はただただかっこいいの一言。
黙って観覧車の軌道を変えるシーンは超クールでした。
特にチャーチルと協力してT28を撃破するときのダージリンとナオミの一連のやり取りはしびれる程かっこいいのです。
「17ポンド砲さん、準備はどう?」
「とっくに出来てるよ。行くぞ。」
「どうぞ」
クライマックスの西住姉妹VS愛里寿。
っていうかセンチュリオン・・・強すぎない?
大洗連合の戦車たちをちぎっては投げちぎっては投げで、完全にワンマンアーミーだった気が。
かつて黒森峰として大洗を潰すために戦っていたまほが、今回は妹を救うために共闘している!
なんと美しい光景か・・・! この最強姉妹に勝てるわけないでしょ!
ガルパンの放送が終了して、姉妹間のわだかまりがなくなってから約3年。
待ちましたね。 この景色が見たかった。 感無量です。
IV号戦車に空砲を放つ際のまほの辛そうな表情が印象的でした。 作戦とはいえ妹に照準を向けるなんて・・・。
言うしかないですね。 あれを。
ガルパンはいいぞ。
ほんとに何度でも見れますねこの映画は。
DVD見ておいての感想で言うのもなんですが、劇場で見て本当に良かったと思います。
エンディングのpiece of youth終わった後はほんとに喋れなくなりますから。
家じゃ迫力が出ないというときはDVDプレイヤーを貸出しているカラオケ店に行って大きめの部屋でセルフ爆音上映すれば雰囲気出ると思います。
やったことないですけどやってみたい。
DVDかBlu-ray買おうかなぁ・・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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