安達としまむら、原作読破したけどまだ円盤買ってない方へ告ぐ

安達としまむら、原作読破したけどまだ円盤買ってない方へ告ぐ

いいですか、今すぐこのページを閉じてAmazon.co.jpを開きなさい。

そして検索欄に『安達としまむら』と入力して強くエンターキーを打ち込みなさい。すると『安達としまむら Blu-ray』という何かごちゃごちゃした商品の写真が出てくるでしょう。それをノータイムでポチりなさい。迷っている時間はありません。今すぐです。

Amazonは届くまでの時間がソワソワしていやだというのなら、今すぐ近くのアニメイトまでタクシーをぶっ飛ばしなさい。アニメイトなんて近くにないというのなら…やっぱりソワソワしながら到着を待ちなさい。

いいですか、1巻から4巻まで全部です。横着して2巻までで買うのをやめたり4巻だけを買ったりしてはいけません。そんなことをして苦しむのはあなたです。

 

 

届いたパッケージをパカリと開けると、新品の円盤の香りと共に何か本のようなものが入っていることに気がつくでしょう。おまけにしてはやや厚みのあるそれは円盤を買った人しか読むことができない特典小説という代物です。それがヤバい。

いいですか、私はここでその内容について語ることはしません。というより何も語ることができない。これを読んでいない人に対しては何も言葉をかけることができない。何も喋れないんです。それくらいヤバい。

どんな内容何ですか?ですって?「もしかしたら本編では描かれなかったシーンとか載ってるのか〜?」などと思っていますか?そんなナメたことを言うあなたの心臓にこの本はナイフを深々と突き刺します。容赦なくぶち殺します。息の根が止まります。それくらいヤバい。なんでこんなヤバいものが特典小説として入っているのか私は理解ができない。だってこんなの…こんなのもう…。

あなたが読んだ人なのか読んでいない人なのかは目を見ればわかります。円盤マラソンを駆け抜けた人は仏陀のように据わった目をしているからです。一度人生を最後まで駆け抜け、死ぬ直前で若返りを初め、また今の年齢まで戻ってきた。読んだ人と読んでない人にはこれくらいの差があるのです。経験してきたことの差がありすぎてもはや会話は成立しません。

読んでください。そして慟哭してください。もしかしたら数日は床に伏せてしまうかもしれません。気のすむまで伏せてください。

そして、少しだけ気持ちが戻ってきて、また『あだちとしまむら』と向き合えるようになったのなら、特典小説のタイトルを横に並べてちょっとだけ眺めてみてください。あなたはあることに気が付くでしょう。すると、あなたの心の中で安達としまむらが輪となって回り始めます。輪廻となった安達としまむらは、きっとこの先も、原作が終了してもあなたの心の中で永遠に回り続けることでしょう。『安達としまむら』は、『しまむらと安達』でもあるということです。何を言っているのか理解する必要はありません。今すぐに円盤を買いに行きなさい。

 

どうしてこんなにも私はあなたを急かしているのか。それは商品ページを見ればわかります。この特典小説が初回封入特典だからです。つまり無くなれば無いのです。買うタイミングによっては読めないというとんでもない可能性を意味しています。

もしあなたが9巻まで読破するくらいには安達としまむらを好きでかつ特典小説にそこそこ興味があったにも関わらず、買おうと思った時には売り切れてしまっており「ま、気になってたけど所詮はおまけだし」と特典小説を見なかったことにしてその先に進もうとしているのなら!!!!!!これほど恐ろしいことはありません。そんな未来は決してあってはならないのです。

 

故に!私は何度でも言います。今すぐこのページを閉じて円盤を買いに行きなさい。ツイッターも一切見るのをやめなさい。今は口をつぐんでいる人が多いが、そのうちどうなるかは保証できません。

 

いいですか、今すぐ円盤を買いに行きなさい。

 

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