猛暑。 猛暑。 猛暑!(北海道はそうでもないけど)
この灼熱のような気温に、あるいは真冬のようなクーラー地獄にやられ、食欲も失せ、何にもやる気が出ないこの頃。
そんな夏の特効薬といったらアレしかない。
トマト? ウナギ? いいえ、姉妹百合です。
柊ゆたか先生の『新米姉妹のふたりごはん』、4巻です!!
表紙に映ってる料理、今までサチとあやりが作ってきたやつだよね。
二人で育んできた愛の結晶なんだなって・・・。
以下感想(一応ネタバレ注意)
みぞれ鍋~~! こういうね、カワイイに対する旺盛なハングリー精神見習っていくべきだと思う。
食べればなくなってしまう料理を可愛く盛り付けるというのは、描いた後に崩して諸行無常を表す砂絵に通じるものがありますね(ない)
ペンギンのインパクトもさることながら横にひっそりと佇むメジェド様がとってもキュート。
メジェド様ってのはエジプト神話に登場する太古のゆるキャラ神様です。 部屋にもグッズ飾ってあったし、ハマってるのかな?
メジェド様最近メディア露出増えてきたもんね。
勇気を出して朝のランニングにサチを誘ったあやり。
「えーっなんで?」からサチの素の性格の良さが伝わってきますね~。
だって早起きってホントに無理。
楽しいお出かけも朝早いと、起きた瞬間行く気無くなる。
「なんか急にお腹痛くなったわ」ってドタキャンして寝たくなるw
早起きくらいなんでもないってことはサチは別に朝強いってわけじゃないと思うんだよね。
こうやってサチに言われたら嬉しいだろうな~。
帰りの遅くなるあやりにサチが初めて一人で料理を作る。
やっぱ姉さん呼びかわいいわ。 つよいわ。
あやりの幸せそうな顔がまた・・・。
嬉しすぎて味わかってないんじゃないかな?と思うw
感情でご飯食べてる気がする。
絵梨は弟さんからも応援されてるのか・・・。
う~ん、なんだろうなー。 なんなんだろうなー!
この胸にチクリと刺さる罪悪感のような棘は。 別にあやりが悪いことしてるわけじゃないんだけど。
立ち位置を取られてしまったヒロインが、挽回しようと健気に頑張る感じ。
絵梨ってたまにしか見せ場来ないけどすごく料理上手いんだよね。
でもやっぱり料理を唯一の趣味としてきたあやりはつよい。
姉妹としての強みだけでなく料理の強みもあやりに握られてしまうのは、絵梨としてもいろいろ思うところがあると思う。
3巻でも複雑そうな顔してる場面があったし。
反対にあやりは絵里とサチの仲を大切にしてて、絵梨とサチが仲よさそうだとすごい嬉しそうな顔してるのがなんとも。
でもこのシーンで絵梨はもう大丈夫そうだな!と思った!
あやりに対する、口に出したらいろいろ崩れてしまいそうな悶々とした思いもこれで溶けるといいな。
っていうかこれ一件落着しすぎてない?w
作者もあとがきで言ってたけど最初読んだ時、「あ、最終回だこれ」って思ったw
ちゃんと続くということで5巻もちゃんとでるようで安心。
というわけで『新米姉妹のふたりごはん』4巻でした!
今までの様子からして、絵梨とあやりの間で何か起きそうだなと思ってましたが、とりあえずこれはわだかまりが無くなって解決ってことでいいのかな?
なんかイイ感じにオチがついたようですが、次回からはひたすら料理作る感じになるのかな?
せっかく作中の料理の詳しい作り方が載っているので、そろそろ生春巻きの一つでも作ってやろうと思ってるんですが。
思ってはいるんですが・・・。
今年中には作る(多分作らない)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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