平尾アウリ先生の『推しが武道館いってくれたら死ぬ』4巻が発売です。
アニメ化ううううううううううう
月刊COMICリュウ休刊を発表、連載作品はWebへ移行 https://t.co/256pdaosz2 pic.twitter.com/GdNjV58IjQ
— コミックナタリー (@comic_natalie) May 18, 2018
いや絶対すると思ってたよ。 今連載されてる百合漫画の中で一番アニメ化すると思ってたよ。
え、ちょっと待って
加瀬さん、うちのメイドがウザすぎる!、やが君に続き推し武道も??
やばくない? アニメ化の弾が尽きなくない?
平成の最後に大暴れしすぎじゃない??
ひょっとして今自分たちはものすごい時代を生きているのでは・・・。
以下感想(ネタバレありなので注意)
日々の活動が実を結んだのか、アイドルフェスへと出演する機会を得たChamJam。
武道館へとつながるかもしれない喜ばしき発表のはずが、元々別ルートで情報を知ってしまっていたファン達は微妙な表情。
えりぴよはいちいち良いこと言うなぁ。
推し武道のアニメ化が正にこれだったよ!!!
噂だったからほんとに喜んでいいかわからず、正式発表が来たときにはもう新鮮さがないという。
やっぱりせっかくならみんなで一緒に喜び合いたいよね。
同じくフェスに出場するアイドル【めいぷる♡どーる】の偵察に向かうえりぴよとくまささん。
めいぷるは広島で活動しているグループで割と知名度があり、既にメジャーデビューもしているという。
そしてセンターを努めるメイは元々れおと同じグループに所属していたという因縁がある。
カケモ・・・そうか、そういう概念があるのか・・・。
自分は推しカプが増えても「また好きなものが増えてラッキー」くらいの感覚だけど、3次元を追いかけている人はこういう人間関係的な部分も気を配らなくてはいけないのかー。
毎回参加しているアイドルのイベント同士が被ったりとかそういうこともあるかもしれないですもんね。
まぁ自分の推しの意味とドルオタの推しの意味は全然違うんでしょうけど。
あとあやの「へたしたらこっちのファンが流れちゃうかもしんない」っていうアイドル側の事情もなかなか興味深かったです。
バンドなら音楽のフェスでファンが別のアーティストのことを気に入ったからといって自分たちのCDを買わなくなるわけじゃないと思うけど、アイドルの場合はファンが貢献する部分が大きいから推し変されたときの打撃が大きいんですね。
えりぴよが正にそうだよね。
絶対ないと思うけどえりぴよが推し変でもした日には舞菜を支える人は・・・。 絶対ないと思うけど。
こういった違う業界の話聞くのってすごくおもしろい。
フェスの宣伝番組で(一瞬)テレビに映った舞菜に狂喜乱舞するえりぴよ。
「武道館に行ったらわたしはどうなってしまうんだよ」
この勢いだとほんとに死にそう。
自分が応援し続けてきた推しが、階段上るように進出していく様を見るのはさぞかし嬉しいだろうね。
少しわかるぜその気持ち。
この漫画が正にそんな感じ。
友達に「今面白いアニメにハマっててさ~推しが武道館いってくれたら死ぬってやつなんだけど~」なんて言われたらどうしようかと今からもうソワソワしてるよ。
でもこうやって推しと喜びを分かち合いながらファンもアイドルも一緒になって目標に向かってがんばる姿を見て、ドルオタって楽しそうだなぁとちょっと思いました。
このドラマ性は他のコンテンツではなかなか味わえないよね。
そしてそういうファンとアイドルを全てひっくるめて百合として楽しめるこの漫画はやっぱりすごいわ。
やっぱりえりぴよには舞菜しかいなくて舞菜にもえりぴよしかいないんだよなぁ。
相変わらず漫画全体を通して、舞菜とえりぴよの接触時間はめちゃめちゃ少なくてどう考えてもくまささんと二人でいる時間の方が圧倒的に長かったけどw
どこへ行っても絶対えりぴよが客席にいる安心感はえりぴよしか与えられないんだよな。
ファンがアイドルを支えるという意味がよくわかった気がします。
というわけで『推しが武道館いってくれたら死ぬ』4巻でした。
今回は舞菜とえりぴよの話というよりはChamJamの内部の話が多かったですね。
メディア露出も増えたしメンバー同士の結束も強まったし順調に武道館への道を進んでいるみたいですが、一方で前の巻から登場しているにも関わらず未だアクションの無いイケメンの繋がり厨の様子が気になります。
ちょっかいかけるなら今にしてくれ!
人気も上昇してきた頃にスキャンダル的なやつ起こされたらほんとに
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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