やべー・・・すげー百合きた・・・乗り込んできよった・・・。
平尾アウリさんの最新作『推しが武道館いってくれたら死ぬ』です。
リュウコミックスから現在一巻が発売されたばかりです。いつも思うけど単行本にカバーかけるせいでテカって見にくいw
初めて平尾アウリさんの作品を読んだのは『ほうかご!』っていう部活女子のアンソロジーだったんですけど繊細な画風から繰り出されるハイセンスなギャグにすっかりハマってしまいリュウコミックスから出ていた『漫画のつくりかた』も全巻揃えてしまいました。
なので新しく連載が始まるって聞いたときはそれはそれは楽しみに待っていたわけでございます。
・登場キャラクター
舞菜
岡山県の地下アイドルグループ『ChamJam』のメンバー。残念ながら人気は最下位。シャイで引っ込み思案な女の子。
かわいい女の子と一緒にいられるアイドルという仕事をとても気に入っていてこの生活を続けるために自分の気持ちを出さないようにしている。
イメージカラーはサーモンピンク
なんか似た色多くない・・・?そういうもん?ピンクっぽいのが二人、青っぽいのが三人いるが大丈夫か?
えりぴよ
生活、収入の全てをアイドル活動、もとい舞菜に注いでいる熱狂的な唯一の舞菜推しのファン。ChamJamのファンの間では伝説の人物となりつつある。
私服を全て売り払ってしまったため常に高校時代の赤ジャージに身を包んでいる。そしてそのジャージでスタバに行くほどの強い心の持ち主でもある。
舞菜にはもっと有名になってその可愛さをみんなに知ってもらいたいと思ってはいるが舞菜の握手券付きCDは全てえりぴよが買い占めるのでなかなかファンが増えない。しかもそんなこと言ってる割には新しく舞菜のファンが増えると嫉妬するというオタク特有のめんどくさい性格をもっている。
舞菜ファンは基本的にえりぴよしかいないのだが何故か毎回えりぴよには塩対応。
※塩対応:そっけない態度や冷たい対応のこと
もう結ばれるとかそんな段階じゃないw果たしてえりぴよが舞菜とまともな会話ができる日が来るのか・・・?
・界隈のリアルさ
この漫画ではファンのアイドル活動が舞台となってくるんですけどなんか妙なリアル感があるんだよねw
※プレイガイド発売日 超混む
まるで実話のような説得力・・・!もしかしたら知り合いにドルオタがいるのかな?と思ったけどあとがきがなかったからスペシャルサンクスに載ってるかどうかわかんなかった。
こういうドルオタあるあるみたいなのは見てて楽しい。
そういえば昔バイトしてた頃の先輩にドルオタの人がいて、その人は毎週のように北海道から九州まで飛んで地下アイドルのライブ行ってた。そして飛行機代で全てのクレジットカード限度額まで使ってた。
だからえりぴよのガチ具合もなんかノンフィクションに感じるんだよね。
・アイドル百合もあります!
不意打ちでこういうの出されるとやばい。こっちもすごい気になるー。百合営業とかじゃなくてガチ百合。ファンにすら隠れてこっそりしてる感じたまらんなー。
っていうか服かわいすぎか!
平尾アウリさんの漫画に出てくる人ってモデルかってくらいめっちゃ服可愛いんだよね。一つ一つすごい凝っててよく毎度考えられるなって思う。
ただし主人公は除く。
まーとにかくえりぴよの恐るべきポジティブ思考がいいですね。舞菜の塩対応すら謙虚と捉えなおすその前向きな姿勢よ。
舞菜が嬉しくてえりぴよも嬉しい!そして自分も嬉しい!win-win-winの関係!
もう二巻が気になって仕方がない!えりぴよと舞菜の関係は?ChamJamは武道館に行けるのか?そしたらえりぴよは死ぬことになるけど大丈夫か?
数多ある百合漫画の中でもなかなか異彩を放っている作品だと思うのでまだ読んでない人は是非!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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