缶乃先生の『あの娘にキスと白百合を』もついに6巻です。
ここまで刊数が増えてくると本棚に並べたときに存在感が出始めていいですよね。
メロンブックス購入者あるある。
特典のブックカバーは毎回つくわけじゃないので並べたときに不揃いになってしまう。
神経質な人は何とも言えない気持ち悪さを感じるかもしれませんが、自分はそういう星の元に生まれてないので気にしません。
以下感想(ネタバレあり注意)
前半
2巻で登場した千春と伊澄が再び登場。
今、清蘭学園では花を贈る習慣が流行っているという。
花に付けられたリボンは色によって様々な意味があるのだとか。
伊澄はクラスの友達である亜麻祢から特別な人を意味する赤いリボン付きの花をもらってしまいアタフタ。
伊澄が頑張って頭使ってるところって、一生懸命箱から餌を取り出そうとする小動物に似たかわいさがあるよね。
思わずあー!がんばれー!と応援したくなるような。
いやーこのシーン最高だったなー!
デコ先輩のデレご開帳。
恥ずかしくて耳まで赤くしながら照れ隠しで髪をかきあげる仕草がたまりませんね。
しかもそれを見た伊澄が千春以上に耳真っ赤にしてるのがかわいい。
その後嬉しすぎて押し倒しちゃうところとかもう動物かよ!って思いますよね。
伊澄の考えるより動けっていう思考とても好きです。
おバカだけどとにかく一生懸命で、ひたすら千春の方しか向いていない伊澄の姿には胸を打たれる。
後半
前半で登場した亜麻祢とそのルームメイトである仁菜、そして亜麻祢のクラスメイトである諒の三人の物語。
いやもう無理だった。 凄かった。 言葉が出てこない。
何回読んでも深いため息しか出てこない。
才能の暴力に頭をぶん殴られるってこういうことを言うんだろうなぁ。
愛を配り歩く亜麻祢と愛を独占したい仁菜の話だけだったら何となく話の予想はつくんだけど、ここに諒が入ってくるとほんとに話が乱れて展開が全然読めない。
相手と距離が近くなるほど三人の関係がこじれていく・・・まさに三角関係の醍醐味。
キスシーンも不意打ちすぎてしばらく脳がNowLoding状態になったよねw
自分でも何やってるかわからない仁菜がなかなかツボでした。
いろんな悩みがグチュグチュになって押しつぶされて泣く女の子好きです。
ほんとにこの漫画はキスで話が動いていくんだなーと思いました。
いや『あの娘にキスと白百合を』なんだから当たり前だ。
というより6巻でやっと気づく自分って・・・。
読み終わったあとも「あー・・・やべぇ」としか感想が出てこなかったw
さっきからやべぇとか言葉が出てこないとかしか言ってないですがもちろんいい意味です。
ほんとに普段何食べたらこんな話が考えられるんだろう。
バラ園の主人と従者ー! やったー(^o^)!
花と聞いて園芸部が登場してくれるかと期待してましたが、結局出てこなかった・・・と思いきや最後にチラッと出てきてくれました。
っていうかこの巻白黒コンビの出番、最後のおまけの1ページだけだったなw 君たち一応この漫画の軸だよね・・・?
というわけで『あの娘にキスと白百合を』6巻でした!
いやもう降参です! してやられました!
この巻では出番皆無だった白黒ですが、あとがきによると次の巻は白黒メインの話になるようで楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらポチっとお願いします!