伊藤ハチ先生の『月が綺麗ですね』2巻です。
そして同じく伊藤ハチ先生で全おねロリファン待望の『ご主人様と獣耳の少女メル』が1月27日発売です!
えーまだ買ってません。 買えていません。
この二冊を買って応募券を送るとコラボ冊子がもらえるキャンペーンをやっているとか! 出版社の壁を超える伊藤ハチ先生恐るべし・・・。 早くご主メル買わなくては・・・。
以下ネタバレあり感想
実は千里に妹がいたことが判明。 その妹が千里の元を訪れることに。
い、妹? 千里はおねキャラではあるけど、姉キャラではないなと思っていたので意外。
千里は父を亡くしてから誰にも頼らず全て自分で背負いこんできたので、甘えることもしないし、守ることも下手くそなイメージだったので絶対一人っ子だと思ってました。
と思ってたら、どうやら妹は生まれてすぐ養子に出されてしまったらしい。 納得。
妹の存在は一巻のヒキで既に明かされてたんですね、完全に忘れてました。
ロ、ロリだなぁ~。 これまた姉妹が揃えばおねロリが映えそうなロリロリのロリって感じですね。
髪型はお姉ちゃんの真似かな?
しかし、肝心の千里とは少々ギクシャク。
お姉ちゃんするのが下手くそな千里可愛らしすぎる。
だっていかにも面倒見良さそうなのに、こういうところ不器用なんですよ?
ギャップ萌え強いって!
なんちゅうかわいい妹や・・・!
しかもねぇさまて! お姉ちゃんでもお姉様でもなくねぇさまて!
このときの千里が嬉しさのあまりリアクション出来てないんだけど、嬉しさが溢れすぎて瞳が今までにないくらいのクリンクリンのまん丸になっててもうとにかくかわいい!
ここで初めて本当の姉妹になれた二人。
千里の姉妹道は始まったばかり・・・! いい姉妹百合に満足でした。
ちるの風邪が心配で思わず怒鳴ってしまう千里。
こういうところは千里の弱いところですね。 過保護というより失うことを極度に恐れるというか。
今まで失ってしかなかったので、ちるを守ることに必死なのでしょう。
妹と会うことを恐れていたり、千里は一見強い心を持っていそうで実はとても怖がりですよね。
千里が・・・! あの千里が甘えた・・・! クララが立ったときのような衝撃。
しかも袖クイ&上目遣いというテストで満点もらえるようなコンボまで! うーん、合格。
いや、やっとかぁ・・・これを待っていたんだよなぁ・・・。
今まで年相応に甘えるということが出来なかった分、これからいっぱい甘えられるといいですね。
しかし千里の甘えで顔色1つ変えないちるはすごいなぁ。
純粋培養箱入りお嬢様特有の無知受け。
千里も詳しい方ではないし、どちらかというとリードされる側(要するにヘタレ)だと思うのですが、そんな千里が恥ずかしがりながら引っ張っていく構図がすごい好き。
一緒にイロハを学んでいく・・・いいね。
カヨは小説で知識を取り入れているので詳しいと思うけど、ちるに全部言葉で説明するのがめんどくさいし恥ずかしいから何も教えなかったんだろうなぁ。
結果全部千里が教えることになるという。
美しい接吻・・・。 流れが綺麗すぎる。
ちるには決して話さないと決めていた千里の過去。
こうやって自分の弱さをさらけ出し、助けを求めるようになったのは、それだけ千里の中でちるの存在が大きくなっていたのでしょう。
それにしてもちるの天使というよりもはや女神的な包容力すごいな!
愛をたくさん受けて育ったちると、愛する余裕なんてなかった二人の生き方が出ていると思います。
これで二人は心からつながり合う夫婦となれたのでしょう。
「わたしは千里さまのうれしいことも苦しいことも全部分かち合いたい」
この言葉がこの二人の夫婦のこれからを全て物語っていますね。 お仕合せに。
百合姫の連載でここ読んだときに「いい話だけど話が終わってしまう・・・!」と心配しましたが、あとがきを見る限り3巻も出るようなので安心。
『小百合さんの妹は天使』の方は結ばれた後の話がほとんどなかったので、こうやって続きが単行本として出てくれるのはめちゃめちゃありがたいです。
というわけで『月が綺麗ですね』2巻でした!
ここからやっと二人の真の夫婦としての生活が始まっていく喜びを感じさせる話でした。
個人的には千里の甘えモードが見られたので控えめに言っても大満足です。
おまけ漫画読んでるとやっぱり千里はヘタレだなぁ・・・と思いますね、もちろんそこがいいのですが。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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