料理で縮める二人の距離
柊ゆたか先生の『新米姉妹のふたりごはん』の2巻です。
電撃コミックスNEXTで現在2巻まで発売中。
巻末には『やがて君になる』の仲谷鳰先生のおまけイラスト。
こういうおまけとか店舗特典とかの他の漫画家さんのイラストってどういう繋がりで描いてもらってるんだろう。
漫画家さん同士の個人的な繋がりとかで決まってるのかな? よくわかんない。
以下感想です。
前巻はロマン溢れるダイナミックな料理が多かったけど、この巻はフライドポテトとかたこ焼きとか作りたくなったらその辺のスーパーで材料買ってこれるような身近な料理が多かったです。
っていうか料理漫画って読む時間帯を考えないと普通に飯テロの重爆撃が直撃してきて辛い……。
だってこんなん絶対美味しいやん。 夜中に読むんじゃなかったなぁ。
ローストビーフもめっちゃ美味しそうだったなぁ。
いや、いいんだよ自分で作っても。
一応話の合間にオマケみたいな感じでレシピ載ってるから作ろうと思えば作れるし多分普通に美味しいと思う。
けどやっぱり血の繋がらない妹が姉の誕生日を祝うために作ったローストビーフは超格別の味だと思うし、それは自分がいくらお金を積んでも味わうことができない味なんですよねー。 残念、来世に期待です。
この巻でも距離を縮めるスキンシップという名の姉妹イチャイチャ多くて眼福だった。
「よければ、私が教えましょうか」の一言を言えずに手を引っ込めてしまったあやりの手をグイッと掴んで、この一言! あやりの姉力炸裂!
グイグイ攻めるしグイグイ誘うし、姉になるための通信教育かなんか受けたんじゃないの?と言いたくなるほどの攻守の高さ。
そんな姉に引っ張られてドギマギするあやりが可愛いんですよねこれが。
でも見た目はどうみてもあやりが姉なんですよねw
だってもうこれおねロリに片足突っ込んでるくらいの身長差あるw
あとサチって「誕生日にパーティしないなんてありえな~い! 一人きりなんて許さないゾ」ってタイプだと思ってたんだけどむしろあやりと似たような境遇ってのが意外だった。
小さい頃からお父さんは家にいなくて家族のスキンシップがあまりなかったのかな。
今までしてこなかった家族の団欒を二人がちょっとぎこちないながら行ってるって考えるとすごい心が温かくなる。
借りてきたペンギン映画の求愛シーンでもくもくとポテト食ってるあやりと、一人で照れ死にしてるサチは笑ったw
あやりの反応が普通だからw
まぁリビングでちょっとエッチな映像が流れて気まずくなるのも家族のスキンシップってことで。
あと絵梨はこの反応といい、たこ焼きのときの姉妹のいい雰囲気ぶった切ったりといい、これ絶対あれやん。
絵梨→サチ←あやり がこの漫画のベーシックストラテジーということでよろしいのかな?
急にできたかわいい妹にサチがかかりっきりで面白くないのは確かだよね。
うーん、どうなっていくやら。
というわけで『新米夫婦のふたりごはん』2巻の紹介でした!
相変わらず料理漫画とは思えないほどの姉妹百合っぷりでとても満足です。
姉妹のイチャイチャも楽しみですけどここから絵梨がどうでてくるかもすごく気になります!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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