伊藤ハチ先生の『月が綺麗ですね』1巻です。百合姫コミックスから出版されております。
この漫画は特典に力が入っててお店によって特典が異なる限定版が発売されているんですよね。すごい迷ったんですけどゲーマーズの手ぬぐいにしました!かわいい!
タオルじゃなくって手ぬぐい?と思いましたけど漫画の世界観と合ってていいと思います。でも実用性のあるグッズって結局もったいなくて使えないよねw手ぬぐいの使い方はわからないのでとりあえず壁に広げて飾ってあります。かわいい!
・世界観
これは、遠い遠い獣耳の生えた人達が暮らす國のお話。この國では、同性同士の結婚が許されておりました。(裏表紙より)
なんだその素敵な世界!百合トピアじゃないか・・・!
服装や文化的には古い日本といった感じで、機関車が走ってるから明治、大正あたりなのかな?そして当然のように生えてるケモミミ。伊藤ハチ先生の趣味がよく出ていますね。
ここ布団でケモミミが折れて前に出てるの超かわいい。
実はこの世界観は伊藤ハチ先生が出している同人誌の世界観と同じなんですよね。そうとう気に入ってるのかな?わかる。着物、ケモミミ、文化、どれもハチ先生の暖かみのある画風にマッチしてていいよね。趣のある建物の雰囲気とか。
・主なキャラクター
春日ちる
女学校を卒業し、嫁入りすることになった16歳の女の子。春日財閥の一人娘で正真正銘のお嬢様。身の回りの世話は全て使用人のカヨにやらせていたため、家事炊事はやったことがなくてんで駄目だが、役に立ちたいという気持ちは人一倍強い、愛をいっぱい受けて育った心優しい女の子。お嬢様らしく一般常識がどこか抜けているところがある。
千里
ちるの結婚相手の女性。両親は既に亡くなっていて、代々受け継がれてきた薬屋「仟年堂」の主人として生計を立てている。困った人たちのために、そして仟年堂を立て直すために毎日遅くまで働いている。三年前の火事でいろいろあったようですがまだ詳しくは語られていないです。
物語はちるが千里の元へ嫁入りするところから始まります。
・恐るべき新婚力
何だこの百合空間!超ほっこりする。ちるの何にもできないけど何かしてあげたいって積極的な気持ちとか、そんな楽しそうなちるを千里さんが楽しそうに眺めてるところとかすごくいい。
このお互いがちゃんとお互いの方を向いてちょっとずつ歩み寄る感じグッとくる。まだ一歩ずつ一歩ずつって感じだけど!二人ともお互いに歩幅を合わせようとしてる感じが見ていてとてもほほえましいです。
でも夫婦になりつつあるけどまだ夫婦ではないかなー。こうは言われてるけど、とりあえずちるはもうちょっと家事ができるようにならないとね。今のとこ千里さんの髪を結うくらいしかできないからねw
あとは早く千里さんが弱みを見せるところがみたいなー。まだちょっと強くあろうとしてるのがわかる。ちるちゃん早くなでなでして甘やかしてあげて―!!甘える千里さんとか見たすぎる!
こういったことには疎く、恥ずかしがりな千里さん。この枕はあとで自分がYESYES枕とすり替えておきます。
温泉でちるの体の柔らかさに興奮して、さらにそのあとエロい勘違いを1人で繰り広げて、のぼせて倒れたところ超萌えた。体のスキンシップはまだもうちょっと先ですかね。ちるがキスしただけでぶっ倒れそうだもんね。
あと途中で出てきた温泉宿の夫婦もめちゃ萌えた。こうやって二人で支え合って仲睦まじく暮らしてるのいいねー。特に奥の犬っぽい人が薪割りしてるシーンから夫婦で助け合ってるのがすごい伝わってきてよかった!ちよと千里もいつかはこうなって欲しいな。
というわけで月が綺麗ですね1巻でした!どうやらこの漫画は元々出してた同人誌をベースにしてるみたいです。どおりで世界観が一緒なわけですね。
この同人誌の方もまとめて漫画として来月出版されるみたいです。同時発売の『チヨちゃんの嫁入り』も同じ世界観でできていてこっちはなんでもおねロリだとか・・・!おねロリ!やったー!
この二人は夫婦になったばかりなのでまだまだポテンシャルを秘めています!ちょっとずつお互いの距離が短くなってく様がとても楽しみです!いやー早く甘える千里さん見たい!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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