続きまして二巻でございます。
缶乃先生の『あの娘にキスと白百合を』です。
この二巻の主役達は先輩と後輩二人+中等部の子です。
今全然関係ない話だけど、メロンブックスとかである『あの娘にキスと白百合を』のPOPってすごい凝ってていいよね。
こういうの。
これめっちゃ欲しい。ちょうど部屋にPOPを飾るのにちょうどよさそうな壁が一面あるからそこに飾るんだ。作りたいよね~百合空間。アニメイトとかそういう店で働いてたら捨てるときもらえるのかな?
・今巻の主なキャラクター
上原愛
白峰さんのクラスメートの女の子。元気ハツラツ系でかわいいものが大好き。今年別の大学を受験予定の仲良しな先輩がいるのだが、離れたくないがあまり流れ星に先輩が残るようにお願いしたところ、先輩の成績が下がり始め思い悩む。
春日部千春
愛ちゃんと同じく白峰さんのクラスメートであり、仲良しの先輩とは寮のルームメイトでもある。冷静で落ち着いていて自分の事情をあまり外に出さないタイプであるが、実は先輩に片思いをしている。先輩と一緒なら心中するのもいいかもしれないと思うようなロマンチストでもあったりする。
この二人は既に一巻から登場していて、仲良しの先輩へのプレゼントを買いに行く話も載っていました。
星野真夜
星が大好きで、外部の理学部のある大学を受験予定の先輩。愛、千春とはとても仲がいい。しっかりしてそうでけっこう抜けてる部分があるタイプ。
なお模試の結果はあまり芳しくない模様。
秋月伊澄
中等部三年の女の子。自他ともに認めるバカであまり物事を深く考えないタイプ。遅刻魔であり、禁止されている自転車で通学しているため、風紀委員である千春に毎朝目をつけられている。先輩と千春の間になにかあったことを感じ取り、もやもやする。
・まぶしい女の子達
日本よ、これが青春だ。
二人のわだかまりを無くすために、思いあう二人を再び会わせるために自転車を漕ぐ姿、美しい・・・最高に美しいぞ伊澄!おせっかいかもとか無関係とかいろいろ悩んだ末に自分がすっきりしないからってところに落ち着くのが単純でいいよね。でもほんとは千春のためだと思うけど自分でも気づいてないところもいいよね~。
いやー伊澄と千春・・・。いいコンビだよね。いろんなことを考えて前に進めなくなる千春ちゃんを伊澄ちゃんがグッと引っ張ってく感じ。めっちゃ好き。千春ちゃんは心の中では伊澄ちゃんにいっぱい感謝してそう。言わなさそうだけど。でもそこがいいよね~。
あとやっぱり先輩の困り顔ね。大切なシーンだといつも困り顔な気がする。笑ってるところがすごくかわいいから困り顔が引き立っちゃうよね。
それで愛ちゃんが、先輩のそんな顔が見たいわけじゃなかったっていう流れすごい好き。あと千春が先輩の困り顔でお察しして崩れるところも、悲しいけどいいシーンだよね。
やっぱり先輩には笑っていて欲しい!先輩が笑えば愛ちゃんも千春ちゃんも笑顔になるから!そして千春ちゃんが笑うと伊澄が嬉しい!みんな幸せ!
でもやっぱりちょっと困ってんじゃねーか!もーかわいいな!
・今回の白黒
白峰さん必殺の品行方正スマイルで黒沢さんの妹のすみれちゃんを落とす。やっぱり姉妹は似てしまうのかー。もし白黒が結婚すれば本物のお姉様になれるぞ!よかったね、すみれちゃん!
最初はボッチだった黒沢さんも、友達に心を開くようになってきました。それもこれも全て白峰さんのおかげです。
この巻は愛ちゃんと先輩の仲良し百合、千春ちゃんと先輩のちょっとセンチな百合、千春ちゃんと伊澄ちゃんの凸凹コンビ百合でした!どれも読み応えあった!
特に千春ちゃんと伊澄ちゃんの話はもっと読みたいなー!これで一冊読みたい。千春ちゃんは頭いいからこのまま二人で暮らす、とかなっても上手くやっていきそうなんだよね。ぶつかり合うとこも多そうだけどそこは伊澄ちゃんの素直さでうまく仲直りできそう。こうなってくると逆に安定感ある。
あと先輩と千春ちゃんの話とか一歩間違えたらヤンデレ&バッドエンドになりかねないなと思ったけどそうならないのがこの漫画のいいところだよね。読後感?の良さもとびぬけてると思う。
というわけで『あの娘にキスと白百合を』2巻でした!最後まで読んでいただきありがとうございました!
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