はねちゃんは私の姪 世界で一番大切な子
缶乃先生の『あの娘にキスと白百合を』7巻です!
待ってたぞー!!
いつもどおり本州での発売日の2日遅れかと思ったら、まさかの3日遅れとかいう煮え湯を飲まされたりもしたけど。
だって6巻のあとがきで次は白黒の話って言ってたからなーッ!!!
しかも何この表紙の2人・・・おねロリ?
もう読む前からの期待度がえげつないことになってる。
以下感想ネタバレ注意
黒沢さんが所属する園芸部に、新しく中等部から青井灰音が入部。
黒沢さんのように天才になりたいという灰音に早速プッツンする黒沢さん。
こういうときに無理して笑ったりしないで素直にキレられるところが黒沢さんらしい。
そしてすぐ次のページで白峰さんにベタベタぐちぐち弱音吐いててかわいい。
この白峰さんに対するベッタリっぷりは1巻からずっと変わってなくて微笑ましいですね。
なんか・・・なんか・・・雰囲気がめっちゃ暖かいんですが・・・!!
2人のやりとりが、付き合ってしばらく経つカップルみたいな滑らかさがあるんですが・・・!
大げさなぶつかり合いをしなくてもスッと助言をあげられる仲になったのだなぁとしみじみとさせられます。
二人とも雰囲気変わったよね。冬服になったからというのもありますが2人ともちょっと幼さが抜けたイメージです。
というかなんか絵柄変わった?
絶対変わったよな?と思って過去の漫画と比べてみたら、まつげがあまり描かれなくなってました。
通りでなんか目がクリクリしてんなーと思った。
自分の道が見つからず落ち込む黒沢さんにモブが追い打ちをかける。
このモブ性格悪すぎ・・・!w
中学時代の黒沢さんはそりゃあ嫌なやつで間違いないけど、久々に会って反省して謝罪してなお許さないってなんだよ・・・。
これがいじめられてたとかならわかるけどさぁ。
しかもこの子が未だに根に持つのはいいとして、みんなって言葉を持ち出して追い打ちをかけるとか卑怯というか卑劣というか。
人に直接自業自得と言ってしまうところもなかなか・・・。
となんか1人で怒ってましたw 清々しい程嫌なキャラだから名前も消してあるんでしょうねw
表紙の2人のお話。
叔母×姪+おねロリが学園物で見られるとは…!!
何という希少度の高い百合・・・!!
中学生がロリになるかは何とも言えないところですが、童顔ですし何より無理して大人の真似事したがるところがとても子供っぽいですよね。
藍花の包容力も眼を見張るものがあるので、これは十分におねロリの役割を果たすものと判断いたしました。
お互いを思うあまり身を引こうと考える二人。
不安で泣いてしまう灰音に藍花が「ならないよ」とズバッと言ってあげるところマジかっこいいし、これぞおねって感じだった。
「運命の人がたまたま家族だっただけだよ」
改めて恋愛に形なんてないんだなぁ・・・と思わされる話だった。
やったー! 重いしかわいいいつきちゃん再登場!!
巻数も増えてくるとこういうモブみたいな役目のところで今までのキャラが登場するようになって嬉しい。
普通7巻も出るとちょっとマンネリというかキャラに目新しさが無くなってきたりする。
でもあのキスはオムニバスだから毎回新鮮な楽しさがあるし、且つ今まで登場して愛着沸いてるキャラもドンドン出てくるから、巻が進むごとにますます楽しくなるのすごいよね。
この顔!! この表情、この巻で一番かわいい!!
落ち込んだ表情からの真っ直ぐな瞳。 むぎゅっとした口元は何?
相変わらず裏表激しすぎるし、重すぎるしで最高・・・。
再び白黒の話。
黒沢さんが自分の居場所を見つけられたので、白黒問題はこれで解決かな?と思っていたら意外にしぶとい白峰さん。
白峰さん客観的にズバズバものを言えるタイプなのに、自分のことになるとすごく手一杯になるよね。
でもそんな白峰さんに過去の自分を重ねて、優しく導くと決めた黒沢さんはほんとに成長したなぁと思った。
天使。
白峰さんのことはある意味で同じ境遇だった黒沢さんにしか解決できないと思うのでがんばってほしいけど、黒沢さんは黒沢さんで今までとは違う不思議な気持ちに気づいてしまったのでこれから忙しくなりそうw
あと白峰さんにキスされてボフってなってたけど、それ君が1巻で白峰さんにやってたことと全く一緒やで。
ここにきて白黒がまた別の面白さを出してきたw
というわけで『あの娘にキスと白百合を』7巻でした!
あのキスの世界ではもう冬・・・。 卒業まであと1年ちょっと。 早いなぁ・・・。
次の巻でも白黒が出てきてくれるようなので気長に待ちますかね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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