ついに自分の気持ちに気づくヒナ。そして現れるヒナの旧友。
森永みるく先生の『ハナとヒナは放課後』の2巻です。
う~ん、七月からは忙しくなると分かっていたので八月、下手したら七月も感想が書けないかもと覚悟してたけど・・・書いちゃうよねw
だって楽しいんだもん。
例え寝る時間を削ってでも没頭してしまう、趣味ってそういうものだと思う!
というわけで以下感想です(ネタバレ注意)
ハナちゃんはヒナちゃんの家に遊びに行くことに。
ついにプライベートで遊ぶ仲になるとは、なかなかいい傾向であります。
ハナちゃんはゆっくり起きてのんびりホットケーキ焼いてるのに対して、ヒナちゃんは緊張で寝れず、なかなか来ないハナちゃんを心配して部屋をウロウロしてるのがかわいかった。
今の二人の気持ちの違いを表してるみたい。
ヒナちゃんから昔仲良かった友達の話を聞いてモヤモヤするとか、ハナちゃんも始まってきたか・・・。
「そういえばあの時のボコたんの衣装もさー・・・」って二人の共通の話題を持ち出そうとことかヤキモチ焼いてるみたいで萌えるよねー。
しかも後日学校で、自分のクラスメイトとヒナちゃんが話してるのを見かけて思わず話しかけに行っちゃうわけよ!
この前の昔の友達の話に煽られて独占欲沸いてるーー!!かわいー!!
ヒナちゃんとは私が一番仲がいいんだからと言わんばかりに二人だけの共通の話題で!
学校ではあんまり話さないようにしようって決めたのにね。
ハナちゃんの中の気持ちがゆっくり一歩一歩大きくなるのに対して、ヒナちゃんの気持ちはこの巻でどんどんと膨らみ、急成長していきます。
ハナちゃんがヒナちゃんの旧友の話題を持ち出したことで二人の間はどこかギクシャクし、二人のシフトも二人の気持ちもすれ違ってしまうようになってしまいます。
同じく読モだったその旧友はヒナちゃんと何かあったと読者の間でも話題になるほどにひと悶着あった模様。
しかしハナちゃんに会わなくてもその存在を感じてしまうことで、ヒナちゃんの気持ちは小さくなるどころかかえって膨らむばかり。
久しぶりに会え、ハナちゃんの家に上がったときは思わずこんなことをしてしまうほど。
そしてヒナちゃんは自分の気持ちに確信を持ってしまうのです。ハナさんが好きなのだと。 う~ん、尊い。
そしてついにこの話の一番のキーパーソンであると思われるヒナちゃんの旧友、まいこちゃんが登場。
小学校からの友達で、ハナちゃんが読モになるきっかけでもあるなどハナちゃんの過去に大きく関わっている様子。
あっ・・・そういう・・・。
いや、まだわかんないし!大きく出ただけであとでヒナちゃんが「誤解するようなこと言わないで!」って言うようなパターンかも知れないし・・・。
僕知ってるよ。 百合漫画で中盤に投入される肉食系女子は、二人の仲をかき乱すけど結局二人の仲を深めて気持ちを再確認させるってこと。
しかしあまり押しの姿勢を見せないハナちゃんにとって、このいかにも攻め攻めなまいこちゃんが強力な天敵になることは間違いない!
っていうかハナちゃん! まいこちゃんから貰ったサインそんな適当に英和辞典とかにはさんじゃダメだって!
それ絶対後で挟んだこと忘れたままヒナちゃんに貸しちゃって修羅場るやつだから! シュレッダーにかけるかしっかり燃やさないと!
あと花火に一緒に行くことになった二人が、浴衣を着せてもらってるときにお互いが下着姿から目が離せなくなってるのすごい萌えた。
だって今までも1巻とかこの巻にも着替えのシーンあったけどそういうの全くなかったもん!
確実に二人の気持ちが前とは変わったんだなと思わせるシーンでした。
ゴクリと生唾を飲む音が聞こえてきそうな二人。
そしてお祭りにてハナちゃんの中にもついに・・・。うわー!
というわけで『ハナとヒナは放課後』の2巻でした!
純粋でピュアなこれぞ百合!という楽しみをこれでもか!というほど堪能することができました!
百合が好きでほんとに良かった・・・! 心からそう思える。
次巻ではまいこちゃんが本格的に登場するようになるのかな?
このお祭りの最中とか帰りに出くわすとかないよね? ちょっと心配だなー。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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