姉妹百合、ドロ百合、年の差百合・・・あと百合ハーレム?【最近読んだ百合漫画たち その2】

怒涛の百合漫画アニメ化ラッシュもそろそろ落ち着いてきたかなと思いきや

まさかのやが君舞台化が決定。

新年早々に好調な滑り出し。 2019年の百合もさらなる発展を見せてくれるのではないかと期待させてくれます。

「今年の百合界の勢いヤバくない???」って毎年思ってる気がする。

 

というわけで最近読んだ百合漫画の紹介です。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 14巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

こちらと

 

いとしこいし(1) (百合姫コミックス)

こちらと

 

わるいおんなのこ(1) (コミックDAYSコミックス)

こちらと

 

新米姉妹のふたりごはん6 (電撃コミックスNEXT)

こちら

 

以下感想

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 14巻 / 谷川ニコ

私がモテないのはお前らが悪い!とはもはや名ばかりで表紙では毎回女に囲まれ、ゴールデンウイークの予定が女との約束で埋まるようになってしまったもこっちさん

この巻では大学見学という名目の個別デートが行われた。

誰とのデートも良かったけれど、見どころはここ最近飛ぶ鳥を落とす勢いで急接近している加藤ママ・・・と言いたいところだけどそこへ急遽乱入してきたうっちーかなやっぱり。

うっちーのルートがないことに絶望→うっちー飛び入り参加はリアルタイムで読んでてかなり胸が熱くなった。

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この素で心配するうちの表情で1巻分の供給をまかなえる。

もこっち無しでは人生に物足りなさを感じるほどになってしまったうっちー、しかし絡みが圧倒的に少ない。  やはり別のクラスというハンデが結構効いてきている。

 

あと個別回もいいけどやっぱりヒロインが集合した時のお互いに牽制しあう緊迫感が好き。

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あともこっちと他の女との関係性を見せつけられた時のふーんがすごい好き。

 

わるいおんなのこ / 佐久間結衣

わるいおんなのこ1巻から買いました。 前から気になってたんだけど一巻発売の時に見逃しちゃって、2巻が出てから気づいた。

わるいおんなのこっていうくらいだから相当わるいんだろうな〜?って思ってたけど誰がそこまでやれと言った!

 

舞台はとある高校の美術部。

転入してきた主人公の性格が素晴らしく、人を極限状態まで追い込んで狂わせ、その過程を一枚の絵にするという狂気の才能を持っている。

ので同じ美術部の中からターゲットを決めてその人生を一人一人狂わせてくんだけど、主人公の動機はあくまでもいい絵を描くためってところがますます狂気を感じる。

 

陶芸が専門の美波って子の話がお気に入り。

人の言葉に簡単に乗せられ操られ、弱みを握られビクついているかと思えば副部長の後ろ盾を得た瞬間急に態度をでかくする。

文字にするとなんか嫌な感じだけどこれが普通の人間なんだよなぁ。 どこか狂っている人しかいないから美波の人間性には安心を覚える。

まぁ最後は主人公によって家族も巻き込んで人生狂わされちゃうんだけど。だからやりすぎ!!!!

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この三下感。 あっ・・・なんかダメそうという雑魚さが一周回って好き。

 

少女たちの間で漂う緊迫感は学校生活というよりデスゲームに近い。 あるのは偽りの友情と策略と己のプライドのみ。 でもそういうドロ百合、たまに欲しくなる。

 

 

いとしこいし / 竹宮ジン

竹宮ジン先生まさかの百合姫初連載という。

描くのは女子高生と社会人の年の差百合。

いいよね、こう・・・生活力皆無の在宅ワーカーの元に女子高生が押掛け女房みたいな。 それでめっちゃ軽いノリで結婚して!とか言っちゃったりとかさ。

高校生という設定がいい味を出していた。 子供ではないけど大人にもなりきれてない微妙な年頃。 早くおねに見合う大人になりたいと思う一方で二人でいるときにはわがままを言って甘えてみたり。

おねはおねで大人の余裕を出してるけど、内心かなり夢中。 無限に見れますねこの二人。

疲れたときに読んだらストレスが一瞬で吹き飛ぶ甘さで最高だった。

今はまだ手を繋ぐ仲の二人だけどこれから共に歩んでいく過程をじっくりじっくり見ていきたい。

 

新米姉妹のふたりごはん 6巻 / 柊ゆたか

 

久々に既刊を読み返したけど、昔に比べるとあやりの表情がだいぶほにゃほにゃになっててなんだか微笑ましかった。

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ほらこんなにほにゃほにゃ。

まるで姉妹愛で長く煮込まれて柔らかくなった角煮のよう。 よしうまいこと言えた。 は?

 

以前は二人きりで作ることが多かった料理だけど、篠田さんや絵梨、みのりさんも加わりだいぶ賑やかに。 食が人間関係を繋いできたのがよくわかる。

そして今まであまり触れられてこなかった(最後まで触れられないかと思った)あやりとサチの父と母がついに登場。 亡くなったあやりの父についても語られる。

家族になったと言えども簡単に口には出せない話。 お互いに触れないようにして隠してしまうのは簡単だけども、家族内で距離を作ってしまうのは悲しいじゃありませんか。

心にバリアを張るよりもお互いにいろんな話をして近づくことを選んだ二人がとても素敵に感じた。

 

というわけで最近読んだ百合漫画でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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